リハビリテーション科

部署概要

スタッフ総数 18名
理学療法士:11名
作業療法士:3名
言語聴覚士:2名
歯科衛生士:1名
助手:1名

リハビリテーション科は、リハビリテーション室や病棟等の場所を問わず、積極的な関わりをもち、医師・看護師・医療ソーシャルワーカー等の関連職種と連携しながら、患者さまのニーズにあわせた、安全で質の高いリハビリテーションを提供できるよう努めています。

リハビリテーション科

特徴・役割

当院は、地域の二次救急医療を担う急性期病院であり、あわせて、ホスピス病棟と地域包括ケア病床を有するという特徴をもつ、地域でも数少ない病院です。また、患者さまは高齢の方が多いため、合併症や生活環境に十分に気を配りながら、お一人おひとりのニーズに合わせたリハビリテーションを提供できるよう取り組んでいます。

①早期リハビリテーション

急性期疾患に対しては、各疾患に対しての早期リハビリテーションに取り組んでいます。

②QOL充実のための全人的リハビリテーション

心身機能の維持や回復だけでなくQOL(生命・生活・人生の質)の充実を目指した全人的リハビリテーションに努めています。

③病棟での一体型リハビリテーションの実施

特に高齢の患者さまに対しては、リハビリテーションの十分な効果を得るために、看護師などと連携しながら、病棟での生活動作に対して直接的な介入を行っています。

④廃用症候群予防のための積極的介入

高齢者の方は、入院時の安静臥床に伴う心身機能低下のリスクが高い状態であるため、廃用症候群(心身の不使用・不活発によって機能低下をきたした状態)を予防するための積極的介入に取り組んでいます。

⑤継続したリハビリテーションの提供

患者さまの状況により、年末年始やゴールデンウィークなどの連休中も対応いたします。

各療法士について

当院では、それぞれの患者さまに各療法士がチームを組んで、医師の指示のもと、積極的なリハビリテーションを提供しています。

理学療法士(physical therapist:PT)

理学療法士は、身体に障害を抱えた方に対し、運動や治療体操、徒手的治療、電気刺激、温熱などの物理的手段を用いて、起き上がり、立ち上がり、歩行などの基本的動作能力の改善や麻痺の回復、関節可動域や筋力の維持・改善、痛みの軽減を目指します。

基本的動作能力が必要なすべての患者さまを対象として、積極的な介入を行っています。急性期疾患に対しては、各疾患に対しての早期リハビリテーションに取り組んでいます。

作業療法士(occupational therapist:OT)

作業療法士は、身体又は精神に障害を抱えた方に対し、その主体的な生活の獲得を図るため、作業活動を用いて、基本能力(運動機能・精神機能)、応用能力(食事動作やトイレなど生活で行う活動)の回復、維持及び開発を促すための援助を行います。

当院では、病棟担当制のもと、看護師など多職種の協力を得ながら、病棟での一体型リハビリテーション(日常生活動作や退院支援)を行うための中心的役割を担っています。

言語聴覚士(speech language hearing therapist:ST)

言語聴覚士は、音声、言語、聴覚、摂食・嚥下機能に関する障害を評価し、それらの障害を抱えた方が有意義な人生を送ることができるよう援助致します。

当院では、現在、主に摂食・嚥下機能の障害を抱えた方に対して、病棟での摂食・嚥下リハビリテーションを行う役割を担っています。

歯科衛生士(dental hygienist)

口腔内に問題のある患者さまの相談窓口となり、口腔内の状態を観察して必要事項を検討し、口腔内状態改善へつなげます。また、歯科診療所との連携する際の窓口にもなります。

他職種との連携

カンファレンス

リハビリテーション科では、部門内カンファレンスを行い、各病棟で行われる回診・カンファレンスに積極的に参加しています。患者さまの入院前後の身体状況や生活状況、リハビリテーション室での運動状況などの情報を、医師・看護師・医療ソーシャルワーカーなどと共有し、各職種が患者さまの状態に合わせて適切な関わりができるよう努めています。

環境調整相談

入院中にリハビリテーションを行っている患者さまがご自宅へ退院される場合、必要に応じて担当の療法士、在宅支援担当看護師、ソーシャルワーカーが、退院前にご自宅の環境を整えるお手伝いをします。

地域連携パス

地域連携パスとは、病気の発生から診断、治療、リハビリテーションまでを診療ガイドラインに沿って作成されている地域連携診療計画書のことです。 当院は平成20年度から長崎市内の病院を中心に結成された、大腿骨頸部骨折の地域連携パスに関する組織「長崎FNF連携パス会議」に所属しています。当院では、この地域連携パスに基づいて、他病院・他職種と協力しながら、患者さまに効果的・効率的で切れ目のない医療を提供できるよう努めています。