環境・感染制御科

部署概要

環境・感染制御科

2018年8月より「環境・感染制御科」が設置されました。
感染制御実践看護師が中心となり、地域の感染制御を目指しながら、院内の専門的な清掃、清潔管理を実践し、安全で快適な療養環境の提供を目的としています。

構成員

感染制御実践看護師1名 清掃員20名(内8名は、環境サービス認定専門家(CESP)取得) 事務員1名 ランドリー1名 廃棄物担当2名

基本方針

①感染症週報一覧表に基づき、標準予防策及び感染経路別予防策を遵守した清掃を実施する。
②高度接触表面を中心に、水周り、トイレなど専門的な清掃、清潔管理を実施する。
③適切なリネンの取り扱い及び管理を実施し、快適な療養環境を提供する。

医療関連感染対策に関する取組事項

1.医療関連感染に関わる安全管理の基本的な考え方

医療関連感染対策は、患者さまに、適切で安心・安全な医療を提供するために欠かせないものです。当院では、職員全員が、当院に関わる全ての方々を対象として、医療関連感染対策に取り組んでいます。

2.医療関連感染管理の組織および体制
(1)感染制御チーム(Infection Control Team : ICT)
感染対策に関する専門的な知識を持った医師、看護師(専従の医療関連感染管理者)、薬剤師、臨床検査技師により構成され、チームメンバーが中心となって発生予防および拡大防止対策を行っています。 また、他医療機関とのカンファレンスに参加し連携を図っています。
(2)医療関連感染対策委員会(Infection Control Committee : ICC)
病院長を中心として、毎月、医療関連感染の発生予防および拡大防止対策に関する審議を行い、具体的対策について決定します。
(3)感染対策実行チーム
ICCの実働部隊として、ICCで決定された事項を現場で実践しています。
(4)環境・感染制御科
院内の専門的な清掃、清潔管理を実践し、安全で快適な療養環境を提供しています。
3. 感染症の現状についての情報共有

細菌・ウィルス等の検出状況について、感染情報レポートの院内各部署への配信や、ICCおよびICTでの確認を行い、病院全体で情報共有しています。

4.医療関連感染対策推進のための基本的な取組事項

(1)最新のエビデンスに基づいて整備された医療関連感染対策マニュアルを各部署に設置し、職員はこれに基づいて感染対策を実施します。
(2)医療関連感染対策の基本的考え方および具体的方法について、定期的に職員研修会を実施し、職員に周知徹底を図っています。
(3)薬剤が効きにくい細菌の発生を予防するため、抗菌薬使用状況を把握し、適正使用に努めています。
(4)医療関連感染サーベイランスを実施し、医療関連感染の発生頻度を把握します。日常的な頻度を超える事を早期に発見し、伝播の拡大や患者の重症化を防止します。
(5)感染対策ラウンドを、週1回程度、ICTを中心としたメンバーで行います。ラウンドにより得られた課題に対して対策を検討し、実施します。

5.医療関連感染発生時の対応

医療関連感染発生やアウトブレイク時は、速やかに感染拡大防止対策を行い、収束を図ります。ICTとICCは、発生原因を究明し、感染対策を立案して、職員へ周知徹底します。
また、届出が必要な感染症の場合は、長崎市地域保健課へ報告を行い、連携をとって対応します。

  • 1)医療関連感染:病院内で獲得した感染のみでなく、すべての医療の提供により引き起こされた感染を対象とします。
  • 2)当院に関わる全ての方々:外来・入院中の患者さまだけではなく、ご家族、面会者、医療スタッフ・ボランティア・訪問者・業者など、病院に係わる人すべてが含まれます。
  • 3)他医療機関:重工記念長崎病院、済生会長崎病院、三原台病院と感染対策地域連携を取っています。
>>新型インフルエンザ等対策業務計画及び診療継続計画[要旨](PDF)