看護部理念 私たちは 専門職としての自覚を持って
地域の皆さまに信頼される看護をめざします
  • 看護部長
    堀江 令子
  • 看護部長挨拶

     聖フランシスコ病院は地域に根ざした病院であり、地域の皆さまに信頼される質の高い医療、看護、介護を提供することを理念としています。
    看護師には専門職として豊かな感性と高い倫理性を持って、確かな看護を実践して欲しいと願います。そのためには良い教育環境が必要であり、新人教育、キャリア開発ラダー、院外研修のための充分な予算確保、認定看護師育成、看護管理者育成などへの支援を構築してまいりました。また、看護実践力を高め自律した看護師を育成するために固定チームナーシングを導入して20年が経過し、固定チームナーシング長崎地方会の事務局としても活動しております。
     働きやすい職場環境も大切です。超過勤務の削減や有給休暇の取得、勤務体制、職員配置、子育て支援などの課題にも取り組んでおります。看護職員が、良い職場環境の中で質の高い看護を提供し、地域の皆さまが、良い療養環境の中で安心して治療を受けられるために努力すること、また、他職種の方々とのアサーティブな関係構築で効果的、効率的なチーム医療を提供することが、私の務めであると考えております。看護が楽しいと思える職場で、共に働き、学びたい方々を心よりお待ちしております。

看護部方針

● 患者さま、ご家族の権利を尊重し、安全で質の高い看護を提供する

● 豊かな人間性を養い、患者さま・ご家族の気持ちに寄り添った看護を提供する

● 医師及び他部門との信頼関係をもって協働し、看護職としての役割を果たす

● 健診を強化します

● 経済性を踏まえ効果的効率的な看護を提供する

● 専門職業人として、キャリア開発に努め自己実現を目指す

顧客満足の高い病院、看護をめざす 顧客とは、患者さま、ご家族、職員、当院をご利用になる方々
  • 健全な経営への参画
    急性期一般入院料1の継続
    (重症度・医療・看護必要度Ⅰの場合31%以上、重症度・医療・看護必要度Ⅱの場合29%以上)
    救急患者の積極的な受け入れ
    重症度・医療・看護必要度を考慮したベッドコントロール
    それぞれの病床の効率的な運用
  • 新型コロナ感染症対策を遵守し、高い倫理性を持った看護実践と自己管理の徹底。
    発熱外来のスムーズな対応を目指し体制を見直す。
    新型コロナウィルスワクチン接種を安全に実施する。
    高い倫理性を持ち自己管理を徹底する。
  • ヘルシーワークプレイス(健康で安全な職場)
    業務改善、応援態勢、人員配置、超過勤務報告制度、ノー残業デーの取り組みによる超過勤務の削減
    2022年度に向けての人員確保と定着(資料の配付、ホームページの利用など)
    介護福祉士、ナースアシスタント、クラーク、他職種との役割分担の推進
(2021年4月1日現在)
看護部組織図
看護部

看護部長・副看護部長

■ 看護師/185名(認定看護師 12名)

■ 准看護師/4名

■ 介護福祉士/5名

■ ナースアシスタント/24名

■ クラーク/12名

■ 勤務体制

2交代制3人夜勤・2交代制4人夜勤
○日勤:8:30~17:30
○夜勤:17:00~9:00

  • 外来診療棟
  • 西病棟2階

    外科・泌尿器科:50床

  • 西病棟3階
    内科:45床
  • ホスピス病棟3階
    12床
  • ホスピス病棟4階
    22床
  • 東病棟2階(内科)
    内科:30床
  • 地域包括ケア病棟3階
    31床
  • 手術棟(手術室・中央材良室)
  • 人工透析室
Workplace
看護の現場

当院では固定チームナーシングを導入しています。

  • 固定チームナーシングの目的
    • 患者さまに責任を持った継続した質の高い看護を実践する
    • 看護スタッフのやりがいの獲得と自己実現をめざす
    • 看護スタッフの育成(成果のある現任教育)をめざす

    固定チームナーシング方式は、チーム全体で患者さまをケアできることが最大のメリットです。個々のナースの適性をみてチーム編成ができ、キャリアの浅いナース達も受持ち以外の患者さまの看護展開を見て、勉強できるため成長が早いように感じます。個人の力をチームの力として凝縮することで、患者さまとの信頼関係を深めます。
    1年目看護師は、部署配属1ヶ月後から先輩とペアになり、患者さまを受け持ちます。1人の患者さまの入院から退院まで、ペアの先輩からのアドバイスを受けながら看護過程を展開していきます。
    最初の1年間は、ペア受け持ち制で同じチームの先輩看護師の支援を受けながら、院内ラダーⅠの取得を目指します。

聖フランシスコ病院看護部への応援メッセージ
キリストの愛の精神に基づき、カトリック長崎大司教区が運営する清潔で温かい雰囲気の病院です。固定チームナーシングを導入して20余年、揺るぎない患者さま中心の医療・看護・介護を目指して、小集団活動で患者さまの問題解決に前向きに取り組んでいる看護部です。

固定チームナーシング研究所所長 西元勝子
病院や看護部の理念を具現化するために、長崎県で最も早く固定チームナーシングを採用した聖フランシスコ病院は、毎年継続して研鑽してこられた。一歩一歩前進するため、院内発表や全国研究集会での発表のチャンスに、聖フラの患者さま中心の看護の成果を問うてきた。リーダーもメンバーも役割を自覚すると潜在力が発揮されるのが小集団活動の良いところだ。みなさんが目標設定に参加し1年間実践する結果が、患者さまに反映する喜びとなるよう願っている。

看護組織開発研究所代表 杉野元子
Education
教育プログラム

看護部理念に基づき、専門職としての自覚を持ち、
常に自己研鑽に努め、患者さま、ご家族、地域の皆さまに信頼される看護師を育成する。

教育目標
  • 自己の看護観を明確にしていくための支援
  • 看護の専門性を追求する看護師の育成
  • 看護過程展開能力を高める
  • 人間関係を深め、看護関係を発展できる看護師の育成
  • リーダーシップを発揮できる看護師の育成
  • 管理的視点をもつ看護師の育成
  • 主体的学習態度をもつ看護師の育成
キャリア開発の目的
【病院・看護部の理念を受けて】
  • 地域看護に貢献できる人材の育成
  • 専門職としての自覚を持って看護を提供し続けることができる人材の育成
  • 自分自身でキャリアデザインし能力向上に取り組む人材への支援
【目標】
  • 看護実践力:患者さま看護の能力、対象に看護を提供する能力の習得
  • 組織役割行動:チームとして働く能力、チームを効率的、効果的に協働させるためのリーダーシップを発揮する能力、組織全体に協働を促す管理的能力の習得
  • 自己教育力、研究能力:看護専門職として、ケアを開発するための能力、自己の能力開発を積極的に進める能力、スタッフや学生へ教育する能力の習得
キャリア開発ラダーの構造図
*各ラダーをクリックすると詳細をご覧いだけます。
Department
部署のご紹介
  • 外来診療棟

    外来は、診療介助、化学治療を受ける患者さまの看護、救急看護や内視鏡などを含む各種検査の介助など専門性の高い看護を提供しています。そのためにスタッフは、充実した看護を実践できるよう日々自己研鑚し新しいことにチャレンジしています。 また、笑顔で接することで、患者さまに安心して診療を受けていただけるよう心がけています。

  • 西病棟2階(外科・泌尿器科)

    西病棟2階は主に呼吸器・消化器・泌尿器の手術を受ける患者さまの看護、化学療法を受ける患者さまの看護、緩和ケアを希望される患者さまの看護を行っています。個室・重症室・手術後の回復室を含めた40床の急性期一般病床と10床の地域包括ケア病床からなる病棟です。乳癌・気胸・胆石の手術が多く、予約入院による手術の他、緊急手術にも対応しています。
    終末期の患者さまには、緩和ケアチームと連携をとりながら、患者さまの苦痛が最小限になるよう疼痛コントロールに力を入れています。スタッフは明るく、一人一人が自分の力を充分に出して患者さまやご家族に心触れ合う看護ができるよう日々努力しています。

  • ホスピス病棟3階

    ホスピス病棟では、病気によるさまざまなつらい症状の緩和を目的としたケアや、痛みや身体のだるさ、息苦しさなどの不快な症状を和らげる治療を行なっています。また、ホスピス病棟3階は12床ですべて個室からなり、患者さまご家族が、大切な時間を安心して毎日を過ごせるように環境を整えています。看護ケアにおいては、受け持ち看護師が主体となり、患者さまひとり一人の思いを聞きながら、その人が大切にしていることを共に考えながら、そのひとらしく生きることを大切にケアの提供をしています。

  • ホスピス病棟4階

    ホスピス病棟には、がんによる辛い症状をもち、自分らしい生活が困難になっている方が入院してこられます。ホスピス病棟の基準は、「その人らしい生活」です。その人らしさは、一人ひとり違います。その方が、今何を大切にしていらっしゃるのか、何を大切にしようとなさっているのか、一人ひとりの思いをお聴きしながら固定チームナーシングで看護しています。働く看護スタッフも、一人ひとりさまざまです。お互いの違いを認め合いながら、ホスピスでの看護・ケアにやりがいをもって、抜群のチームワークで働いています。

  • 地域包括ケア病棟2階

    地域包括ケア病棟2階は無菌室・重症室・個室を有する30床の病棟で、主に血液内科・化学治療を受ける患者さまの看護を行っています。病気・治療のため抵抗力の弱い患者さまを受け入れるため、感染対策や副作用対策に配慮し、安全、安楽なケアが提供できるよう心がけています。患者さま・ご家族にとって、よりよい環境で療養できるように、多職種と連携をとりながら日々看護を行っています。

  • 地域包括ケア病棟3階

    地域包括ケア病棟3階は31床の病棟です。急性期治療後の安定した患者さま、また、ご自宅や介護施設等からの入院を受け入れます。1名の理学療法士が専従で配置され、積極的なリハビリを行う事が出来ます。退院支援看護師が専任で1名配属、医師、看護師、その他メディカルスタッフと介護福祉士、看護助手スタッフ全員で、在宅への退院を積極的に支援する「在宅復帰支援のための病棟」です。
    ☆最大60日間の入院が可能です

  • 手術棟(手術室・中央材料室)

    手術棟(中央材料室)は、「チームワーク第一」をモットーに、安全・安心は勿論、より安楽な手術、看護が提供出来るように全力を尽くしています。手術室は3室あり、年間約550件の手術に対応しています。また、臨時・緊急手術が全体の50%を占めていますが、いつでも迅速に対応できるよう知識・技術・心を磨いています。又、中央材料部門では、第1種圧力容器取扱い作業主任者6名、特定化学物質等作業主任者5名、第二種滅菌技師1名を中心に病院内のあらゆる器材の消毒・滅菌を行っています。

  • 人工透析室

    人工透析室は1989年からスタートし、現在は22床のベッドで治療を行っています。
    血液透析(HD)をはじめ腹膜透析(CAPD)、さらに患者さまの状態に合わせ持続緩徐式血液濾過透析(CHDF)を主に行っており、エンドトキシン吸着など特殊な血液浄化法も可能です。 当院には透析看護認定看護師も在籍しており、透析導入前から患者さまやご家族に関わり、より専門的な看護を実践しています。
    また、外来透析患者さまを対象に、フットケア担当看護師が月に一度フットケア回診を実施しており、足病変の早期発見と治療、予防的ケアに効果を発揮しています。

Interview
認定看護師の紹介

当院では認定看護師受講者への支援を行っております。

  1. [ 支援内容 ]
    • 認定看護師教育課程の入学金および授業料に相当する75万円
    • 毎月基本給を支給する
    • 休職期間中の賞与を支給する
    • 教育課程受講期間を休職期間とする
    • 復職後は認定看護手当てを支給する
  2. [ 支援要件 ]
    • 看護師としての実務経験が直近継続5年以上ある者
    • 当院での勤務経験3年以上の者。
      ただし看護実践能力によってはその限りではない
    • 聖フランシスコ病院看護部キャリア開発に定めるラダーⅢ修了者
Recruit
看護師採用試験のご案内
病院説明見学会について

病院見学会を下記の日程にて開催します。皆さまのご参加お待ちしております!

開催日 時間
① 2024年3月 2日(土) 10:00~12:00
② 2024年3月16日(土) 10:00~12:00
③ 2024年3月17日(日) 10:00~12:00
④ 2024年3月23日(土) 10:00~12:00
⑤ 2024年3月24日(日) 10:00~12:00
スケジュール
10:00

院内聖堂へご案内
病院・看護部のご紹介および病院内見学

10:45

先輩看護師とのシャドーイング体験

11:15

先輩看護師への何でも質問タイム!

11:45

質疑応答

12:00

終了予定

感染防止対策について

各開催日の参加人数を5名迄とさせていただきます。

感染防止対策を実施し開催致します。

COVID-19の感染拡大状況によりましては、見学範囲の制限や開催内容の変更、見学会が中止となる場合があります。

●当日は、スーツの着用ではなく動きやすい服装でお越し下さい。

●ユニフォームは不要です。

●シャドーイング体験時は、病棟へ移動します。ナースシューズまたは音のしない動きやすい靴をお持ちください。
 (動きやすいスニーカーなど着用しての来院時は、お持ちいただかなくて大丈夫です)

●見学会は事前予約制となっております。下記担当者までご連絡下さい。

●ご希望がございましたら、Web対応いたしますので、ご相談ください。

お問い合わせ先

宗教法人 聖フランシスコ病院会 聖フランシスコ病院

095-846-1888(直通)

担当:総務課・磯田

Email:soumu.jinji@sfh.or.jp

採用試験について
募集人員 10名程度(指定校推薦者含め)
応募資格 学生:2025年看護師国家試験に合格する予定であること
経験者:看護師
応募期間 採用試験日① →2024年5月2日(木)必着
採用試験日② →2024年5月17日(金)必着
採用試験日③ →2024年5月31日(金)必着
採用試験日④ →2024年6月14日(金)必着
採用試験日⑤ →2024年7月12日(金)必着
採用試験日⑥ →2024年7月19日(金)必着
応募方法 学生:履歴書1通、成績証明書1通、
経験者:履歴書1通、看護師免許証コピー1枚
履歴書にご希望の採用試験日・メールアドレスをご記入の上、必要書類を下記宛に郵送、またはご持参下さい。
採用試験日 ① 2024年5月10日(金)10時~
② 2024年5月24日(金)10時~
③ 2024年6月7日(金)10時~
④ 2024年6月21日(金)10時~
⑤ 2024年7月19日(金)10時~
⑥ 2024年7月26日(金)10時~
試験内容 面接・筆記試験・作文・適性テスト
採用通知 試験1週間以内に電話連絡、その後文書にて通知
初任給のモデルケース 《日給月給制》
■4年生大学卒 204,000円(基本給+職種手当)
 ・夜勤手当 44,000円(夜勤4回分:1回につき11,000円)=248,000円
 *その他:交通費(上限31,600円)+看護師処遇改善手当(12,000円)
      +その他手当(11,500円:住宅手当・精勤手当)+時間外手当
■専門学校卒 201,000円(基本給+職種手当)
 ・夜勤手当 44,000円(夜勤4回分:1回につき11,000円)=245,000円
 *その他:交通費(上限31,600円)+看護師処遇改善手当(12,000円)
 +その他手当(11,500円:住宅手当・精勤手当)+時間外手当
■専攻科卒  197,650円(基本給+職種手当)
 ・夜勤手当 44,000円(夜勤4回分:1回につき11,000円)=241,650円
 *その他:交通費(上限31,600円)+看護師処遇改善手当(12,000円)
      +その他手当(11,500円:住宅手当・精勤手当)+時間外手当
*基本給は、2024年のベースアップ見込みの額で算出しており、変動の可能性があります。
募集要項についてはこちらをご覧ください。
Requirements
募集要項
給 与 200,000円(新卒モデル給)
※ 当院給与規定による
経験者の方は考慮いたします。
諸手当 ■ 夜間看護手当(11,000円/回)
■ 職種手当
■ 時間外手当
■ 精勤手当
■ 扶養手当
■ 住居手当
昇 給年1回
賞 与年2回支給
勤務体制 変則2交替
勤務時間 日勤8:30~17:30
夜勤17:00~翌9:00
4週間153時間勤務(4週8休)
当院独自の休日聖母被昇天祭 8月15日、クリスマス 12月25日
福利厚生 ■ 年次有給休暇
6ヶ月勤続勤務し、全労働日の8割以上出勤した場合には10日間
■ 誕生日休暇
誕生月に1日休暇付与
■ ユニフォーム貸与
■ ワンルーム寮完備(バス・トイレ・キッチン)
資料請求・ご質問・書類送付先

〒852-8125 長崎市小峰町9番20号 聖フランシスコ病院

095-846-1888(直通) 095-845-7600

担当:人事担当・磯田

Email:soumu.jinji@sfh.or.jp