胃がんリスク検診について(長崎市)

■ 検診日
月・火・水・金(新患外来)の午前中です。
■ ご予約
不要ですが担当医師が休診の場合もございますので、受診当日に電話でご確認後、ご来院ください。
■ 本人一部負担額
1,000円

概要

胃がんにはピロリ菌の感染とそれに伴う胃粘膜の萎縮が関係していることが分かっており、血液検査によりそれらを検査して胃がんになりやすい状態をリスク分類し、ピロリ菌の感染者には胃がんの発生リスクを低減するための除菌治療を勧めたり、リスクの高い方にはより積極的に胃がん検診の受診を勧めるなど、リスク区分に応じた対処方法によって胃がん発症を予防し、早期発見につなげる。

対象者

前年度に40・45・50・55・60歳となったかた(長崎市民)へ長崎市より「胃がんリスク検診受診券」が交付されます。
ただし、次のいずれかに該当するかたは、正しい検査判定ができないため検査の対象者とはなりません。

  • 明らかな上部消化器症状があり、胃や十二指腸の疾患が強く疑われるかた
  • 食道・胃・十二指腸の疾患で治療中のかた
  • 胃酸分泌抑制薬(プロトンポンプ阻害薬)服用中もしくは2か月以内に服用していたかた
  • 胃の切除術を受けたかた
  • 腎不全(クレアチニン値が3㎎/dl以上)のかた
  • 過去にヘリコバクター・ピロリ菌の除菌治療を受けたことがあるかた

検診内容

問診、血液検査(ヘリコバクター・ピロリ菌抗体測定、血清ペプシノゲン検査)
※長崎市胃がんリスク検診実施要綱に基づき実施する。

検査項目の陽性・陰性の判定基準は次のとおりとする。

検査項目 陽性 陰性
ペプシノゲン ぺプシノゲンⅠが70ng/ml以下
かつペプシノゲンⅠ/Ⅱ比が3以下
左記以外
ヘリコバクター・ピロリ菌抗体検査 10U/ml以上 10U/ml未満

胃がんの発がんリスク区分は次のとおりとする。

区分 A群 B群 C群 D群
ペプシノゲン
ピロリ感染菌
陰性
陰性
陰性
陽性
陽性
陽性
陽性
陰性

次の方は、受診料が無料になりますので、受診の際いずれかの証明書をご持参ください。

生活保護法による被保護世帯に属する方 生活保護受給者証
中国残留邦人等支援法に基づく特定中国残留邦人の方など 中国残留邦人等本人確認証
市民税非課税世帯に属する方 世帯主の市・県民税非課税証明書の写し

検診結果

当院より「長崎市胃がんリスク検診受診票」にて結果を送付いたします。
(受診日より概ね10日かかります)

判定区分ごとの結果内容は次のとおりです。

A群
健康的な胃粘膜で、胃疾患の危険性は低いと考えられます。症状があるようでしたら医療機関へご相談ください。
B群
血液検査の結果、少し弱った胃粘膜で、ピロリ菌の胃粘膜への感染が示唆されます。胃潰瘍などの危険が増すほか、将来、胃がんになる危険が高くなります。医療機関(消化器内科等)を受診しましょう。ピロリ菌の除菌治療もお勧めします。
C群
血液検査の結果、弱った胃粘膜で、将来胃がんになる危険が高くなります。医療機関(消化器内科等)を受診しましょう。ピロリ菌の除菌治療もお勧めします。
D群
血液検査の結果、かなり弱った胃粘膜で、胃がんになる危険が高くなります。医療機関(消化器内科等)を受診しましょう。